英語で話す「ロッテ佐々木朗希投手、完全試合達成」

ロッテの佐々木朗希投手がプロ野球28年ぶりの完全試合を達成!しかも13人連続奪三振の日本記録、日本最多タイ記録の一試合19奪三振も。高校時代に163キロをマークし、ロッテに入団して今年が3年目。とてつもない可能性を秘めた20歳の若き投手に、アメリカでも注目を浴び、CBSスポーツは以下のように賞賛しています。

【記事の主見出し】
20-year-old pitching phenom Roki Sasaki throws perfect game with 19 strikeouts in Japan’s NPB

20歳の天才投手、佐々木朗希がNPBで19奪三振の完全試合を達成

〈語句解説〉
□ phenom  《フィナム》と発音。
元の単語は phenomenon《フィノミナン》で、a natural phenomenon(自然現象)のように「現象」という意味で使われる言葉ですが、「並外れた能力を持った人、天才」という意味もあり、phenom はそのアメリカでの俗語的な言い方です。

ニュースなどでよく見聞きするので、覚えておいて損はないでしょう。

□ throw a perfect game
日本語では「完全試合を達成する」という言い方をしますが、英語ではthrow a perfect game という言い方になります。上記のは見出し文なので冠詞の a が省略されています。

□ strikeout 「三振」

【記事の袖見出し】
Sasaki, who threw NPB’s first perfect game in 28 years, is considered a future MLB prospect

NPBで28年ぶりの完全試合を達成した佐々木は、将来のMLB有望株と目されている

〈語句解説〉
□ NPB:
Nippon Professional Baseball の略。いわゆる日本のプロ野球のこと。正式名称は「日本野球機構」

□ future prospect :
「将来の見通し」という意味ですが、この場合は将来が期待される人材ということで「有望株」でしょう。

ご存じかもしれませんが、MLBは Major League Baseball の略。major の英語の発音は 《メイジャ》ですのでご注意を。

first perfect game in 28 years のような first XXX in  〇〇年(月) というのは「ここ〇〇年で最初のXXX、つまり〇〇年ぶり」という意味です。
※年だけでなく月・日など期間を表す語が入ります。

 

この試合で、もう一つ凄い記録が生まれています。13連続奪三振です。

これは英語で「13 consecutive strikeouts」

consecutiveは「連続の」という意味です。

 

今回の佐々木投手による完全試合の20歳5カ月での達成は史上最年少記録。まだまだこれから伸びてゆくことを考えると、今後またどんな記録を打ち立てていくのか、楽しみですね。

またこのブログでも佐々木投手のことは取り上げてみたいと思います。