英語で「べし・べからず集」読んだけど、こんなことに!

2024年の旧正月(いわゆるチャイニーズニューイヤー)を、マレーシアのペナンで過ごすことになりました。20年来の現地人の友人(チャイニーズ系)のお宅にお呼ばれされて、夕食をごちそうになることに。

訪問当日、プールサイドで横になってのほほんとGoogleのニュース記事を読んでいたら、こんな記事が!

“Don’t Shower or Wear Black”
– 14 Dos & Don’ts to Remember When Celebrating Chinese New Year

(「シャワーを浴びない、黒い服を着ない – 旧正月を祝う際に覚えておくべき14の注意点」)

 

Dos & Don’ts (ドゥーズ・エンド・ドンツ)というのは「〜すべし&べからず集」という意味で、英語で情報収集していると良く出てくるはずなので、覚えておくと良いでしょう。

※今回の英語のキーポイントはこれです!

あまり手持ちの服も無かったので、タイで買った黒いTシャツでも着ていこうかな、と適当に考えていたのですが、

その記事によると旧正月に黒い服はタブーとのこと。白い服も良くないらしい。一応この情報源はマレーシアの英語情報サイト。その記事を読み進めると、「赤は中国で支配的な民族であった漢民族の伝統的な色であり、幸運、幸運、活力、お祝いを意味する」「世界中のアジア人コミュニティにとって、間違いなく最大の祝日のひとつであるこの日、赤い服や下着を身につけることは、運気を上げると同時に邪気を払うことを意味する」

慌ててにぎやかな通りに出かけて、祝日で閉まっている店が多い中、ツーリスト向けのお店をみつけ、赤い服を調達。なんとなくモンキーマジックの孫悟空みたいな感じで、いかにも旧正月用といった服。

それを買ってシャワーを浴びて着替えました。

その記事には「ニューイヤーにはシャワーを浴びてはいけない」と書いてありましたが、それは相手には見えない事なので、この際無視。

その日の夕方、友人宅に行くと、なんと誰も赤い服を着ていなかった!それどころか半数以上が黒や白の服を着ているではないですか。

 

「みんな赤い服を着ないの?」と聞いたら、「そんなの誰も気にしてないよ」

まあ、日本から来た男が、真っ赤な孫悟空みたいな服を着て10年振りに登場したので、それはそれでウケたので、良かったのかもしれませんが・・・。

実は僕は数日後に、同じく旧正月を祝う香港に立ち寄る予定ですが、せっかくなので、そこにもその赤い服を着ていこうかな、と考えています。(ちょっと寒いか?)