吉野家牛丼缶詰発売の英語

さて今回は、気になる新商品のニュースです。
Sora News 24からの英文抜粋でご紹介します。

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Japan’s beef bowl king, Yoshinoya,
日本の牛丼王・吉野家、

releases new line of canned, ready-to-eat beef bowls

新商品・缶詰即席牛丼を発売。

Or maybe we should call them “beef cans?”
あるいは、「牛缶」と呼ぶべきでしょうか?
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この商品、吉野家のサイトを見ると『非常用保存食「缶飯」シリーズ』とあり、一応「常温で食べられる保存食」ということになっています。

ご飯の上の具材によって、6種類あります。

Standard beef bowl (牛丼)
Yakiniku beef(牛焼肉)
Yakitori chicken(焼鶏)
Pork(豚)
Ginger pork(豚しょうが)
Salted grilled mackerel(焼塩さば)

6個のセット販売のみで、単品一つでは買えないようです。

(今買えるのは、1種類が6個入ったセット)

さて、ご飯にも注目してみましょう。

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You might notice that
あなたも気付くかもしれません、

instead of the white rice
白米の代わりに

usually used for Yoshinoya’s menu items,
通常使われる  吉野家のメニュー品に

all of the canned versions used brown rice instead,
全ての缶詰版は、玄米を代わりに使っていることに

specifically Kin no Ibuki rice
具体的には 金のいぶき を

grown in Japan’s Miyagi Prefecture.
日本の宮城県で育てられた。

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吉野家のサイトによると、 「金のいぶき」は栄養価が高く、白米と比べ食物繊維が7.8倍、 ビタミンEは26倍 だそうです。

英文記事では、以下のように簡潔にまとめて書いています。

higher nutritional value / compared to white rice
高い栄養価      白米に比べて

この商品、基本的には災害時の emergency supplies for disaster preparedness(災害時の準備としての防災用品)ということで、少しでも栄養を補給してもらおうという心遣い、うれしいですね。

しかし、そのお値段は決して安くはない・・・というかかなり高い!

6個入りで4,860円。一つ当たり810円!!

(ちなみにお店の牛丼並盛りは352円)

災害に遭ってしまった時に、牛丼の味を楽しむというささやかな幸せを買う、といったところでしょうか。

わが家もまさかの時に備えて、1セット買っておこうかな。早速試食してみたくなりますけどね。

<ボキャブラリー>
■ bowl(ボウル)どんぶり
■ release(リリース) ~を発売する
■ canned(キャンド) 缶詰にされた
■ mackerel(マッカレル)さば
■ notice(ノウティス)気付く
■ instead of(インステッド・オヴ)~の代わりに
■ specifically(スペスィフィカリー) 具体的に/厳密に言うと
■ nutritional(ニュートリショナル)  栄養の
■ compared to(コンペアド・ツー)~に比べて
■ emergency(イマージェンスィー) 緊急の
■ disaster (ディザスター) 災害
■ preparedness(プリペアドネス) 備え