「世界で最も評判の悪い料理100選」に入った日本料理とは?
オンライン・フードガイド『TasteAtlas』が2023年2月に発表した「世界で最も評判の悪い料理100選」に2つの日本の食べ物が選ばれました。
22位「スパゲッティ・ナポリタン」
一つ目が22位にランクインしたスパゲッティ・ナポリタン。
最近私自身はあまり食べることはなくなりましたが、未だに根強い人気があるのではないでしょうか?
「トルコライス」にもこのナポリタンは入っていますよね。
そのナポリタンですが、こんな風に紹介されてます。
(英語の意味の塊ごとに段を変えて訳語をつけます)
Naporitan is a Japanese dish
ナポリタンは日本の料理です
made with a combination
組み合わせて作られる
of overcooked spaghetti,ketchup, onions, green bell peppers, mushrooms, and sausage, ham, or bacon.
茹ですぎたスパゲッティ、ケチャップ、タマネギ、ピーマン、マッシュルーム、ソーセージ、ハム、ベーコンを(組み合わせて)
本当ならスペリングは Napolitan でもよいのですが、日本語はLの音が無いために
Naporitanとなっています。 ※ナポリは英語で Naples(ネイプルズ)。
Overcookは調理で「煮過ぎ・焼き過ぎ」のことですが、ここでは「茹ですぎ」の意味です。
こんな説明で紹介されたら、あまり食べたくなりますよね。
このランキングの意図はよくわかりませんが、各国でこのランキングに対して批判的な声も多く出ているようです。
「我が国で愛されている食べ物をワーストとは何事だ!」と。
34位に「おこし」
ちなみにもう一つ34位に入っているのがおこし。「雷おこし」などでおなじみの、お米などをパフ状にふくらませて水飴や砂糖などで固めたお菓子ですが、デザートとしてランクインしています。
なんでおこしなのか、なんでデザートなのか、今ひとつこのランキング、よくわかりません。
「伝統料理の世界地図」Taste Atlas
このTaste Atlasというサイト自体は
「伝統料理、地元食材、
本格レストランの世界地図」的な存在で
伝統的な料理のレシピや
料理評論家のレビューがみられる
体験型旅行ガイド(Wikipediaによる)
だそうで、確かにちょっと使ってみると
なかなかよく出来ていると
思わされます。
きれいな写真とわかりやすいレイアウトで世界各国の料理やレストランが見られるので、英語学習と一石二鳥で、このサイトを訪れてみると良いと思います。
TasteAtlasのサイトは以下のリンク先でみることができます。