画像:The New York Times “Coming Soon:The Vaccine Passport”
最近「ワクチンパスポート」という言葉をよくみかけるようになりました。そしてこれが、今後海外へ出かける際に必須となる動きが出ています。
Nikkei Asiaの記事で、ワクチン接種担当の河野太郎大臣のこんな発言を読みました。
Japan is reviewing the idea of vaccine passports as part of efforts to allow Japanese to travel overseas.
(日本はワクチンパスポート考えを再検討します/日本人が海外渡航できるようにする取り組みとして)
ところで「ワクチンパスポート」ってどんなものでしょうか?
ニューヨークタイムズの記事にこんな説明が載っていました。
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A vaccination pass or passport
ワクチンパス、またはパスポートとは
is documentation
証拠書類です
proving
証明する
that you have been vaccinated
ワクチン接種しているということを
against Covid-19.
COVID-19に対しての
Some versions
あるバージョンでは
will also allow people to show
示すことができます
that they have tested negative
検査結果が陰性だと
for the virus,
ウイルスに対して
and therefore can more easily travel.
そのことで、より簡単に渡航できるようになります。
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このブログでは何度も取り上げていますが、英語では<ワクチン>ではな<ヴァクスィーン>ですので、お間違いなく。
国境を超える際の予防接種証明は、なにもこれが初めてではなく、現在でも黄熱病などの予防接種を証明するイエローカードなどが既にありますよね。
また、「パスポート」という言葉が付いていますが、かならずしも海外への渡航用というわけではなく、同じ国の中でも、レストランやパブへの入店やイベントへの参加にも適応される可能性があります。
ワクチンパスポートの適応範囲については、いろいろな可能性もあります。
会社で従業員に強制することはできるのか、とか、病気や体質上、ワクチン接種が難しい人はどうするのかなど、まだまだまだまだ議論の余地がありそうです。
ただその前に、我が国の場合はワクチン接種が遅れていて、医療関係者や老人・病気の方を除く一般の人々に広く行き渡るのは少し先になるので、各国の様子をながめてから、ということになりそうですね。
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