明日から12月。ここのところ、気温もぐっと下がり、いよいよ冬ですね。
寒くなるかわりに温かい食べ物が美味しく感じられる時期でもあります。
今回は温かい食べ物シリーズ第1弾で、英語で「おでん」について話すのに役立つ語彙や表現を学んでいきましょう。
おでんの説明
<例文>
Oden is a type of nabemono, or Japanese one-pot dishes, which are very warming in the cold winter months.
おでんは鍋物の一種で、寒い冬にはとても温まります。
<意味の塊ごとの訳付>
Oden is a type of nabemono,
おでんはナベモノ、
or Japanese one-pot dishes,
つまり日本の鍋料理で
which are very warming
それらはとても温めてくれます
in the cold winter months.
寒い冬の期間には。
<ボキャブラリー>
or:
おでんについて、最初にnabemono と言いますが、それだと鍋物を知らない外国人には通じないので or 以下をつけ加えて説明しています。
One-pod dish :
必要な材料が一つの鍋で調理される料理のことを言います。
<例文>
Oden usually consists of several ingredients such as boiled eggs, daikon, konjac, and processed fishcakes stewed in a light, soy-flavored dashi broth.
おでんは通常、ゆで卵、大根、こんにゃく、加工された魚のすり身を固めた具など何種類かの具材を醤油味のあっさりしただし汁で煮込んだものです。
<意味の塊ごとの訳付>
Oden usually consists
おでんは通常(以下)で出来ています
of several ingredients
いくつかの材料で
such as boiled eggs,
(例えば)ゆで卵や
daikon, konjac,
大根、こんにゃく
and processed fishcakes
それから加工された魚肉団子で
stewed
煮込まれた
in a light, soy-flavored dashi broth.
あっさりした醤油風味の出汁で。
<ボキャブラリー>
konjac:
スペリング間違いではありません。英語ではこのように書きます。日本国内なら konnyaku でOKです。
fishcake:
魚のすり身を固めた食べ物は、英語圏ではみんな fishcake です。ですから、ちくわもはんぺんも薩摩揚げもカマボコも全て fishcake ということになります。
broth :
broth 自体が「だし汁・スープ」という意味ですが、ここは日本風の出汁であることを伝えるために、dashi という言葉も加えています。
stew :
日本語では<シチュー>と読みますが 、英語では<ステュー>と発音しますので、注意しましょう。
料理名だけでなく「煮込む」という動詞でもあることを覚えておきましょう。
おでんには上記以外にも様々な具材を入れることもあるでしょう。キリがないので、今回はこの辺でやめますが、おでんについての概略はこれで伝わるのではないでしょうか。
こんなのを書いていたら、なんだかおでんが食べたくなってきました。