「誰もが聴いたことのあるスーパー食料品売り場のあの曲の謎に迫る!」の英語

みなさん、この音楽(↓)、どこかで聞いたことありますよね?

ずっと気になってたんです。この曲・・・

イオン、マックスバリューからコープまで、どこのスーパーマーケットの食料品売り場に行っても、どうして同じ曲が流れているのだろうかと・・・。

しかも安っぽい単純なリズム。♪ピポーパピポポ、と全部「パピプペポ」で置き換えられるような音色で。

みなさんも不思議に思ってませんでしたか?

たまたまSora News 24を読んでいて、この長年の謎に答えてくれる記事を見つけたので、みなさんと共有したいと思います。

以下の英文はSora News 24のこの記事からの引用です。
https://soranews24.com/2021/01/09/heres-why-japanese-supermarkets-play-cheap-background-music-all-day-according-to-twitter/

その答えは、藤田佳佑さんという方のTwitter(ツウィター)のTweet にありました。

安っぽく聞こえるメロディは特に理由があって選ばれていたのです。

(This “cheap”-sounding music was specifically chosen for a reason. )

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The music of grocery stores
その音楽は 食料品店の

is actually intentionally crafted
実際に意図的に巧妙に作られています

to subconsciously encourage
無意識のうちに働きかけるように

customers to shop
お客さん達に買い物をさせるよう

there.
そこで。
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藤田さんは、ミュージシャンの浅倉大介がテレビで以下のように話していたのを聞いたそうです。

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‘Supermarkets play cheap music
スーパーマーケットは安っぽい音楽を流します

so that customers will hear it
客たちがそれを聞いて

and feel like
(こんな風に)感じるように

the store’s prices are cheap.
その店の値段が安いと(感じるように)。

If they play solemn classical music,
もし荘厳なクラシック音楽を流すと

it makes the store seem expensive.’
それはお店が高価に思えるようにさせます。
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藤田さんは続けて次のように書いています。

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I looked it up,
私は調べてみました

and apparently
そしたらどうやら

music has an effect
音楽は影響をもたらすみたいです

on the psychology of shopping.
買い物客の心理に。
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なるほど、そうだったのかあ~って感じですよね。

一種のマインドコントロールかもしれませんが、こういった仕掛けはスーパーマーケットの音楽だけでなく、いろいろなところありそうですね。