日本のマクドナルドはミシュラン星に値する?

以前から日本を訪れる外国の人達から「日本のマクドナルドは美味い」という声を聞くことがありました。長年ずっと潜在的に「ホントかな〜」と思っていたら、今週こんなニュースが!

ニュースの要約)
Meta社最高経営責任者(CEO)のマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg )氏が来日して、マクドナルド(McDonald’s)で食事をし、日本の人気メニュー(ニュースソースによると「えびフィレオ」「てりやきチキンフィレオ」「えだまめコーン」「ひとくちチュロス」や、「チキンマックナゲット」や「マックフライポテト」などの定番品を試し、ザッカーバーグ氏自身の投稿に「日本のマクドナルドは10 点満点。この店にミシュランガイドの星をあげよう」と書き込んだ。

このことを早速報じたBusiness Insider の英文記事の見出しは次のようなものでした。

 

見出し)
Mark Zuckerberg was blown away by a visit to a Japanese McDonald’s and joked that it was so good it should have a Michelin star

(マーク・ザッカーバーグは日本のマクドナルドを訪れ感激した、そしてミシュランの星を獲得するほど美味しかったとジョークを飛ばした)

【英文解説】
be blown away
blowは「(風が)〜を吹き飛ばす」という意味があり、受動態のbe blown awayで「〜に感激する」「〜に圧倒される」という意味になる。このフレーズは、特にポジティブな経験に対する強い印象を表現するのに適しています。

覚えておくと、食事などの感想などを述べる時の表現の幅を広げられるでしょう。

 

a visit to a Japanese McDonald’s

「日本のマクドナルドへの訪問」という意味を理解するのは難しくないと思いますが、「〜への訪問」という言うとき、こういう風にいうんだと覚えておくと良いでしょう。

 

joked that 〜

「(〜という」冗談を言った」と言いたいとき、joke の後にthatを付け、それに続く部分にその冗談の内容を付ければOK。

 

it was so good it should have a Michelin star

「それはとても良かったので、ミシュランの星があるべきだ」という一種の構文です。

この見出しに使われているものだけでも、意外と英語学習者が日常会話やライティングで使用できる表現があることに気付くでしょう。

 

今日ご紹介したのは、数限りない英語情報のほんの一例ですが、英会話の教科書だけでなく、面白いニュースがあったら、ぜひ積極的に活用してみてはいかがでしょうか。

それはそうとザッカーバーグ氏は、どうしてそんなに日本のマクドナルドが美味しいと思ったのでしょうか? ちょっと調べてみたら、実は彼はマクドナルドが好きで、昨年夏、Meta社の新しいソーシャルメディ「Threads」に自分の好きなマクドナルドメニューアイテムのリストを載せたほど。

マクドナルド通の彼が言うのだから、ミシュランは冗談としても、本当に日本のマクドナルドのレベルは高いのかもしれませんね。