🇯🇵 日本人の「プロテイン」に対する認識のズレ
日本語では「たんぱく質」という言葉があるにもかかわらず、「プロテイン」と聞くと“粉のサプリ”を連想する人が大多数です。英語での本来の意味である「たんぱく質(protein)」として理解している人は、実は少数派です。
多くの人が「プロテイン=サプリ」と思っていて、特に若い世代やフィットネス好きの人にその傾向が強く、スポーツ店やドラッグストアの売り場表示、SNS広告などの影響が大きいと考えられます。
健康志向の高い人や、栄養学に関心がある層では「protein=たんぱく質」と正しく理解されていますが、全体では 2〜3割ほどではないでしょうか?
中高年層などスポーツや栄養に縁が薄い人の中には、「プロテインは筋肉を大きくするための薬物」といった極端な誤解をしているケースも見られます。
❌ プロテイン = 粉の飲み物?
日本では「プロテイン」というと、「トレーニングの後に飲む粉のシェイク」と思っている人が多いですよね。
でも英語の protein は、実は栄養素の「たんぱく質」そのものを指す言葉です。
✅ 正しい英語表現はこれ!
日本語の意図 | 英語での表現 |
---|---|
プロテイン(粉)を飲む | drink protein powder |
たんぱく質を多くとる | eat more protein |
肉・卵・豆腐などを食べる | high-protein foods / protein-rich foods |
⚠️ よくある誤解
🔸「プロテイン=サプリ=薬っぽいもの」?
→ ❌ 違います!
市販されているプロテインパウダーの多くは、牛乳や大豆などから作られており、あくまで食品由来の栄養補助食品です。
プロテインはチーズ・豆腐・納豆などの食品にも多く含まれています。
🔸「protein」は粉のことだけ?
→ ❌ それは protein powder
→ ✅ protein は 栄養素全体を表します!
サプリメントのプロテインにしても、プロテインシェイクだけでなく、ゼリー状だったり、固形のバーだったり様々な商品がありますよね。
🔸筋肉増強剤?ステロイド?
→ ❌ それはまったく別物です。
プロテイン(=たんぱく質)は薬ではなく栄養素。
プロテインパウダーも単なる「たんぱく質を効率よく摂るための食品」にすぎません。
🔤 発音も要チェック:「プロぅティーン」
日本語では「プロテイン」と言いますが、英語での発音は少し違います。
✅ protein /ˈproʊ.tiːn/
📘発音のポイント:
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pro:プロぅ(軽く“う”を入れる)
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tein:ティーン(しっかり伸ばす)
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「プロ・テ・イン」ではなく、「プロぅ・ティーン」とイメージしましょう。
✍️ まとめ
日本語での誤解 | 正しい英語表現 |
---|---|
プロテイン=粉の飲み物 | protein powder(たんぱく質の粉) |
プロテイン=薬っぽい | protein=栄養素 |
肉や豆腐はプロテインじゃない? | protein-rich foods(高たんぱく食品) |
💬 こんな英語フレーズで自然に使おう!
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I usually drink a protein shake after my workout.
(トレーニング後にプロテインシェイクを飲んでいます) -
Chicken and tofu are good sources of protein.
(鶏肉と豆腐は良質なたんぱく源です) -
I’m trying to eat more protein these days.
(最近、たんぱく質を多めに摂るようにしています)
📌 さいごに
プロテイン=筋トレの粉というイメージだけにとらわれず、
“protein = 栄養素”として英語で正しく理解することが、語学にも健康にもプラスになります!