【ニュース英語で学ぶ】「炎上」は英語で何と言う?|“online backlash” を解説

【ニュース英語で学ぶ】「炎上」は英語で何と言う?|“online backlash” を解説

SNSやニュースでよく目にする「炎上」という言葉。英語ではどう表現するのでしょうか?
今回取り上げるのは、トランプ前米大統領が投稿したあるAI画像にまつわるニュース。その英文表現を通じて、「炎上」をどう英語で表すのかを見ていきます。


🔥 英語で「炎上」は? — “online backlash”

まずは話題となった英語記事の見出しをご紹介します。

Trump shares AI image as Pope, sparks online backlash.
(トランプ氏が教皇姿のAI画像を投稿し、ネット上で炎上)

※ ニュース記事(The Nation)へのリンク

ここで注目したいのが、“online backlash” という表現。

日本語の「炎上」に対応する決まった直訳語はありませんが、この “backlash” は「強い反発」「反感」といった意味で使われることが多く、特にSNS上での批判やバッシングが集まる状況にぴったりです。


📰 ニュースの背景:なぜ「炎上」したのか?

このニュースは、トランプ氏が自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、教皇に扮した自身のAI画像を投稿したことから始まりました。
参考のために、一応以下がこの記事の概要です:

  • トランプ氏が、ローマ教皇の衣装を着た自身のAI画像をSNSに投稿

  • 投稿時期は、前教皇フランシスコ氏の死去(享年88歳)後、次期教皇を決めるコンクラーベ開始直前というタイミング

  • イタリアのレンツィ元首相がXで「信者を不快にさせる」「恥」「道化師」などと厳しく批判

  • 一部イタリア議員は「教皇選への干渉」として非難

  • 一方で、教皇庁はコメントを控え、沈黙を保っている

また、トランプ氏はこの数日前に記者団へ「教皇になりたい」と冗談を飛ばしたり、次期教皇にふさわしいとしてニューヨーク大司教ドーラン氏を推すような発言もしていました。


✍️ 英語表現のポイント

online backlash = ネット上での強い反発/炎上
これはニュースやSNS上の論争・炎上状態を説明するときに使える便利な表現です。

他にも以下のような言い方もできます:

  • face backlash(反発を受ける)

  • spark outrage(怒りを引き起こす)

  • stir controversy(物議を醸す)


💡まとめ

今回の事例から分かる通り、”炎上” という日本語にぴったりの英語はないものの、今回のニュース記事の場合は、“online backlash” はその状況を的確に表す表現です。

ニュース英語に触れながら、リアルな使い方を学んでいくと、英語力も自然とアップしていきます。

全部読む必要はないので、時々でいいので、気軽に英語ニュースサイトを覗いてみてはいかがでしょうか?