日本に滞在する外国人から見て不思議なことはいろいろあるようですが、その一つがこれ。
(SoraNews24の記事から)
Why do Japanese recycle bins have two openings but dump everything into the same compartment?
なぜ日本のリサイクル分別箱は二つ穴が空いているのに、全てを同じ内部に捨てることになるのだろう?
これ正直、日本人にとっても不思議ですよね。この記事の中から一部抜粋して見ていきましょう。
<記事からの引用>
Often, the recycling bins have two openings,
しばしば、リサイクル分別箱には二つ投入口があって、
one labeled “cans” and the other “pet bottles.”
一つは「缶」、もう一つは「ペットボトル」とラベル付けされています。
But if you look inside,
しかし、中を覗くと、
you’ll see that
見ることになります
both openings empty into the exact same area of the bin.
両方の投入口が箱の全く同じ空間につながっているのを。
この謎に迫ろうと、SoraNews24の記者は、まずコカコーラに電話して聞いてみたそうです。
“If the cans and pet bottles go into the same section of the recycling bin, why are there two openings?”
(缶とペットボトルがリサイクル分別箱の同じ空間につながっているなら
、どうして2つ穴があるんですか?)
コカコーラの方はこのように回答したそうです。
“They’re designed that way
分別箱は設計されているのです
to get people to be aware
人々に意識してもらうように
of the need to separate recyclables
再生可能は物は分別する必要があることを
from other trash.”
他のゴミと(分別する)
ダイドードリンコにも同じ質問を投げかけたところ、コカコーラと同じ回答に加え、もう一つこんな答えがあったそうです。
Recently,
最近は、
there are a lot of different types of cups
多くの違うタイプのカップがあります
used by coffee shops and convenience stores.
コーヒー屋やコンビニで使われている
Some people improperly throw those away
ある人達は不適切にそれらを捨ててしまいます。
in the recycling bins,
リサイクル分別箱に、
and if the cups are too large,
そしてカップがもし大き過ぎたら
sometimes they get jammed and block the openings.
詰まってしまって投入口をふさいでしまいます。
If there are two openings,
もし二つ投入口が
even if one is blocked,
もし一つが塞がっていても
people can still use the other one.
人々はまだもう一つを使えます。
なるほど。そこまで考えてくれているんですね。
しかし私は今朝、通勤路で、こんなのを見つけてしまいました。
これはちょっとひどすぎますね。外国人の方達にお見せするのも恥ずかしいですよね。
さて、これまでも何度かこのブログで「SoraNews24」の記事を取り上げてきました。
実は今回これを書きながら、SoraNews24は日本語版もあることに気付きました、というか、元は日本語のサイトだったんですね。今まで英語でしか読んでなくて、恥ずかしながら気付きませんでした。
日英版を比べてみると、英語版は日本語版の完全な翻訳版というわけではなく、ちょっと外国人の視線も入れて書き直してある、という印象です。
でも、全ての記事に一応日本語版と英語版があるので、両方読めば、英語の勉強になりますね。ぜひ活用してみてください。