英語での説明力・語彙力を鍛えられるゲーム「Heads Up! 」

英語での説明力・語彙力を鍛えられるゲーム

Heads Up!は、アメリカの人気TVパーソナリティ Ellen DeGeneres(エレン・デジェネレス)がプロデュースしたiOS ゲームapp(アプリ)です。

もともとアメリカ人が楽しむゲームで、英語のネイティブスピーカー向けですが、英語学習者にも、これが英語で何かを簡潔に説明する力を鍛えるのにピッタリなので、私は英語合宿などのアクティビティに取り入れています。

実際に、エレン・デジェネレス自身が、彼女の番組「The Ellen DeGeneres Show」(日本では「エレンの部屋」として放映中)で数々のセレブリティ達を相手にHeads Up!をやっていますので、それを見ると使い方については分かりやすいと思います。

登場したのは2015年頃ですが、現在もappはどんどんアップデートされています。

遊び方

やり方は、
① iPadの画面を自分が見えないようにして相手に見せる。
②映し出された言葉をみた人は、それを言葉やジェスチャー、声色などで表現しヒントを与え、iPad を持つ人に当てさせる。

・・・という非常にシンプルなもの。でも、時間制限があるので、終了間際にはハラハラ、どきどきしたりなかなかエキサイティングです。

 

英語学習に役立てるために

英語学習の観点からは、ぜひジェスチャーだけでなく、英語の表現力や語彙で説明するようにしたいですね。

例えば、「bank(銀行)」という言葉が答えだったとします。
「UFJ」「Mizuho」など有名な銀行の名前をヒントとして言うこともできますが、きちんとセンテンスでヒントを出すことで英語での表現力が磨かれます。

例)
・You keep your money there.
(お金を預けられる)
・You can see many ATMs.
(ATMがある)
・You go here to save or borrow money.
(お金を預けたり借りるために行きます)

発音も大切です。

知っている単語でも、発音を間違えて覚えていたものは、こういった時に露見しますので、良いチャンスかも。ヒントを与える側も、答える側も双方にとって良い練習になります。

こう言ったときに見つかる間違いの例:
1.人物名の読み方(発音)
・Usain Bolt:ウサイン・ボルトではなく[ユーセイン・ボルト] ・

2.地名(発音)
・California:カリフォルニアではなく[キャリフォーニア] ・Norway:ノルウェーではなく[ノーウェイ]

3.洋画の題名(邦題に注意)
・The Matrix(ザ・マトリックスではなく[ザ・メイトリックス ] ・Armageddon(アルマゲドンではなく[アーマゲドゥン]

※カタカナで表記していますが、実際にはなるべく本当の英語の発音で。

 

パーティーやキャンプで英語好きが集まった時、英語学習会や英会話クラス内でのアクティビティに使えそうですね。