2024年元旦に起きた能登半島地震の救助活動が続いていますが、今回は1月2日に起きた羽田空港で日本航空(JAL)機と海上保安庁の航空機が衝突・炎上した事故に関連の英文です。
Reutersのニュース記事に載っていた要約が、事実ベースですごく簡潔なので、英語が苦手な人にも取っつきやすそうなので、以下に引用します。
(日本語訳は追記しました)
【英文音声】
【英文1】
Jet burst into flames after collision with Coast Guard plane.
<直訳>
Jet burst into flames
ジェット機が爆発し炎になった
after collision
衝突の後で
with Coast Guard plane.
沿岸警備機との
<全訳>
ジェット機が海上保安庁航空機と衝突し炎上した。
collision (衝突)は、近年導入された野球における本塁での衝突を防止するための規則「コリジョンルール」で聞いたことがあるかもしれませんね。
coast guard は世界では一般的には「沿岸警備隊」と呼ばれているようですが、日本の場合は海上保安庁という正式名がありますので、訳語にもそれを使っています。
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【英文2】
All 379 aboard Japan Airlines plane escaped fire.
<直訳>
All 379
379人全てが
aboard Japan Airlines plane
日本航空機に乗っていた
escaped fire.
火災から逃げた
<全訳>
日航機乗員379名全員が火災から逃れた。
aboard は、乗り物に「乗って」「機内に」の意味。
日本航空の英語名は「Japan Airlines」略してJAL。
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【英文3】
Aviation expert praises evacuation ‘miracle’.
<直訳>
Aviation expert praises
航空専門家は称賛した
evacuation ‘miracle’.
悲嘆を「奇跡だと」
<全訳>
航空専門家、避難を「奇跡」と称賛した。
aviation(航空)は英語ではアビエーションではなく、エイビエイションなので注意。
praise は「賞賛する」という意味の動詞
evacuation は「避難する」という意味の名詞。災害の避難に関わる言葉なので、普通の英会話の教科書にはあまり出てきませんが、重要語です。
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【英文4】
Five of six crew on Coast Guard plane killed.
<直訳>
Five
5人は
of six crew
6人の乗組員のうちの
on Coast Guard plane
沿岸警備機に乗っていた
killed.
殺された
<全訳>
海保機の乗組員6人のうち5人が死亡した。
英語では「死亡する」に die (死んだ)ではなく、 kill (殺す)という語をよく使います。
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【英文5】
Coast Guard plane was due to deliver aid to quake zone.
<直訳>
Coast Guard plane
沿岸警備機は
was due to deliver aid
救援物資を届けることになっていた
to quake zone.
地震地域に
<全訳>
海上保安庁の飛行機は被災地に救援物資を届ける予定だった。
be due to は「〜する予定になっている」という意味。
quake は earthquake (地震)のくだけた言い方
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こうやって小分けにすると、それほど難しい英単語を使わずに自分でも説明できそうですよね。
長いニュース記事を読むのは苦痛という方、こういう要約記事を利用すると良いと思います。