あの同時通訳者も使用!英語訓練必需ツールはたった100円

英会話が上手くなるには、自主トレーニングと実際に人を相手に話す実践(実践トレーニング)の両方が必要です。

上達したいなら、音読トレーニングとしては、一つの英文センテンス、あるいはパッセージを、繰り返して何度も読み込むことが必要です。

1.最初はとりあえず音声を聴く。

*音声素材がある程度はっきり聞こえるレベルになるまでは、ディクテーション(書き取り)も行って、どこが聞こえていないかを確認するのが理想ですが、これについてはまたいつか)

2.文字と音声を合わせて確認し、お手本音声を真似て声を出して読んでみる

3.スラスラ言えるまで、何度も繰り返す

4.センテンスや短い例文なら、目を話しても言えるぐらいまで繰り返す

(3)の状態になるまで、最低10回ぐらいは読み込む必要があります。本当は勝負はその後。「何度も繰り返す」といっても、だいたい何回ぐらいは読もう、という目安が必要ですが、音読を奨励する音読派の先生方は50回、と言います。

日本国内独学・音読だけで同時通訳になり「パワー音読」で有名な英語講師の横山カズさんは、自分がこんな風に話したい、と思った英文パッセージを100回、多いと200回ぐらい繰り返すこともある、と言っていました。

さて、その数の数え方ですが、なかなか腕立て伏せみたいに、「1回2回・・・50回」とかけ声を出してやるわけにはいきません。ノートに「正」の字を書くのも音読しながらでは意外と大変。

そこで役立つのが、数取器(カウンター・チェックカウンター)。交通量や入場者数を数える人が使っていたりするツールですが、これは便利。

私も先ほど紹介した横山カズさんに教えてもらったのですが、そこから音読で数をこなすことが苦にならなくなりました。

アマゾンとかで1つ600円~1,000円程度で売っています。私は写真の物(「横山カズモデル」と勝手に呼んでいます)をかれこれ10年使っています。

金属製で少しずっしりとした感触が、タフさと質感を感じさせてくれ、手にしっくりと馴染む。

 

実は100円ショップに行けば、一つ100円+税で同様のものが買えます。プラスチック製で非常に軽い。昨年から私も持ち運び時のバッグの中身の重量を減らすため、プラスチック製を使ってます。ガンガン使ってますが、壊れたりはしないので、ご安心を。

この軽快感!何と言っても安い!100円ショップ版

たった100円の投資で、音読が楽しみに変わる、というと大げさですが、かなりやりやすくなります。

音読トレーニングの最後の仕上げに、3分とか時間を計って、何回読めるかタイムトライアルに挑戦するのも、意外とゲーム性があって楽しくなります。その前提はしっかり何度も読み込んでスラスラ読めるようになることですが、そこまで行くと、自分の力を試したくなるものです。

カウンターを使ったタイムトライアルなど具体的な方法は、また後日!