iPhoneなどアップル製品に搭載されおなじみのバーチャルアシスタントのSiriがこの10月4日に10周年を迎えました。
当時の最新モデルiPhone 4Sに搭載されることが発表されたAppleのキーノートを僕は熱心に見ていたのを覚えています。
「長年の人類の夢であった機械端末に話しかけることが、ついに実現しました」と誇らしげにステージで話す当時のアップル副社長のフィル・シラー氏、それから実際にSiriをデモ実演し、拍手喝さいを浴びるiOS主任(当時)スコット・フォーストール氏。(下のリンク先でビデオが見れます)
僕は仕事柄、「Siriって英会話の練習にもなるよ」と人に勧めまくり、「iPhoneで英語に強くなる」というセミナーを公開・企業向け合わせて何度やったことか・・・。
さてそのSiriですが、現在多くの人活用し役に立っていますが、Google Assistantなどライバルも大勢出現して、評判はちょっと微妙・・・。
アップル情報サイト MacRumors はこんな見出しですが・・
Today Marks the 10th Anniversary of Apple Introducing the iPhone 4S With Siri(Siriを搭載した「iPhone 4S」が発売されてから10周年を迎える)
その下のコメント欄には、手厳しい声が寄せられています。
一部和訳して紹介すると、
「10年前のベータ版から一日も進歩してない・・・?」
「Siri、この10年で進歩したかい?」
「Webで見つけたバッテイングパスティーとブリキ鋏についての記事です」
※SiriがすぐにWeb検索の紹介に逃げ、時にチンプンカンプンな答えを出すことを皮肉っている
「驚きだ!10年間で実質的に機能向上が無いなんて」
僕は用途によって、Siri とGoogle Assistantを使い分けています。今では例のセミナーの名称も「iPhoneを使って」から「スマートフォンを使って英語に強くなる」に変更し、android 系の人にも対応しています。
まあ、いろいろ不満もありますが、今でもSiriの設定を英語に切り替えて使うと大変良い英語の練習になるのは確かです。英会話を学んでいる最中の方にこそ、ぜひ英語で使っていただきたいです。
Siriを使った英語表現練習(朝編)はこちら
ちなみに日本ではSiriの発音が「シリ(尻)」になりがちですが、「スィリ」ですので。英会話する方は正確に!