外国人に人気「Katsu-sando(カツサンド)」の謎

🐷【Katsu-sando(カツサンド)】の語源・使い方・注意点をやさしく解説!

こんにちは!
今日は、英語でちょっとややこしいけど面白い「和製英語」のひとつ、カツサンド=katsu-sando をテーマに、英語学習者向けにやさしく解説します。


🍞 Katsu-sandoって何?

先日、名古屋名物「矢場とん」のカツサンドをお昼に食べました。
美味しかったです!

この「カツサンド」、実は最近では「katsu-sando」という言葉が、訪日外国人の間でも少しずつ知られるようになってきました。

この katsu-sandoという食べ物についてそのままでは英語で説明できるでしょうか?

また、カツサンドだけではなく、日本語の「〜サンド」という言い方には、英語学習者への罠(わな)が潜んでいることもご存じでしょうか?


🔤 「sando」って何?「sand」じゃないの?

日本語では「sandwich(サンドウィッチ)」をよく略して「〜サンド」と呼びますよね?

たとえば:

  • ハムサンド

  • タマゴサンド

  • チキンサンド
  • ツナサンド
  • クラブハウスサンド
  • 野菜ミックスサンド

 

たくさんあり過ぎてキリがない・・・。

でもここでポイントになるのが、日本語の発音です。

「sand」は、日本語で発音すると「サンド」になりますが、語尾に母音(”o”)がつくため、英語に書き起こすと “sando” になります。


🧠 英語ネイティブには「sando」は伝わる?

🟡 結論:伝わらないことも多いです。

英語では「sand」はという意味であり、
“sand”=”挟む”と思ってしまうのは、実は日本人だけの誤解なんです!


⚠️「sand=挟む」ではない!

英会話で「パンにハムを挟む」というつもりで、
I sand ham in bread.
のように言ってしまう人もいますが、これは誤りです。

「〜サンド」は、sandwitchという英語を、日本語で勝手に省略してしまっただけの語です。

英語で「挟む」と言いたいときには、こちらの表現を使いましょう👇

✔️ 正しい言い方:

  • to sandwich A in B
    → AをBに挟む

  • to put A between B and B
    → AをBとBの間に置く


📝 英語で「カツサンド」を説明すると?

カツサンドを知らない外国人に英語で伝えるなら、こう言うのが親切です:

Katsu-sando is a Japanese-style sandwich with a pork cutlet inside.
(カツサンドは、ポークカツをはさんだ日本風のサンドイッチです)

補足として由来も加えるとより伝わります:

‘katsu’ comes from tonkatsu, and ‘sando’ is a Japanese abbreviation of sandwich.
(「katsu」はとんかつ、「sando」は日本語での「sandwich」の略語です)


✨ まとめ

誤解しやすい点 正しい理解
sand = 挟む? ❌ 砂です!
sando = sandwich? ❌ 通じない人も多い
Katsu-sando って通じる? △ 知らない人には説明必要

💬 英語で説明するときの一言フレーズ例:

  • Have you ever tried katsu-sando?

  • It’s like a pork cutlet sandwich, but Japanese-style.

  • In Japanese, we often say “sando” instead of “sandwich.”


🧩 おまけ:英語で「パンにトンカツを挟む」は?

  • to put tonkatsu between slices of bread

  • to sandwich tonkatsu in bread

どちらも自然な英語です。ぜひ覚えておきましょう!