英語学習に最適『フレンズ』、同窓会特番で再脚光

ニューヨーク・マンハッタンのアパートで共同生活を送る男女6人が繰り広げるストーリーを描いた『フレンズ(Friends)』。

最終シーズン放送終了から16年たった今でも、DVDやNetflixなどビデオストリーミングなど根強い人気を誇っているようです。

その後、続編が期待されながらなかなか実現しなかったフレンズですが、今月、ついに「Friends: The Reunion」としてHBO Max(米放送局)で同窓会的な番組として6人の再開が実現しました。

その中では「6人は番組の外で恋愛関係にならないようにしようとお互い誓っていた」など、興味深い話もいろいろ飛び出し、インターネット界隈では関連情報でここのところ非常に賑わっているようです。

ふたたびフレンズに脚光が浴びる中、フレンズの英語学習素材としての魅力を改めて取り上げる記事がいくつか出ていたので、今日はそのお話を。

以下の英文はニューヨークタイムズの記事からの抜粋です。

(見出し)
How ‘Friends’ Helps People Around the World Learn English

『フレンズ』がどのように世界中の人が英語を学ぶのに役立ってきたか

 

実際に英会話の講師達は、「フレンズ」を英語学習素材として、どんなふうに評価しているのでしょうか。

——————————
Language teachers say
語学教師達は言います

the show is a near-perfect amalgam(*1)
その番組はほぼ完ぺきな融合であると

of easy-to-understand English
分かりやすい英語と

and real-life scenarios
現実的なシナリオの

that feel familiar
身近に感じる

even to people
人々にとっても

who live worlds
世界に住んでいる

away from the West Village(*2).
ウェストビレッジから離れた

——————————

*1) amalgamは難しい単語なので覚えなくてもいいと思います。

*2) フレンズに出てくるアパートの所在地

 

———————————

“It’s really entertaining

それはとても面白いです

compared to other sitcoms(*1),

他のシットコムと比べて

and it addresses universal issues,”

そしてそれは普遍的な問題を扱っています

———————————-

*1) シットコム(sitcom) = 日常生活ベースの連続コメディドラマ。英語ではシット(shit)ではなく、スィット という発音で!

 

ニューヨークタイムズの記事の中で英語講師の Konus さんは、英語を学ぶ生徒に「ネイティブみたいに話せるようになるにはどうしたらいいの?」と聞かれたらこう答えるそうです。

 

Just watch “Friends”

とにかくフレンズを観なさい

and try to imitate the characters.

そして登場人物を真似てみなさい

 

You’ll get there.

きっと出来ますよ

 

・・・ということなので、英語学習者の方は、ぜひFriendsを学習素材に加えてみて下さい。