「ドリンクバー」は英語で通じるの?【怪しいカタカナ英語に迫る】

「ドリンクバー」は英語で通じるの?

日本のレストランやファミレスでよく見かける「ドリンクバー」。
ソフトドリンクを自由に注げる、あの便利なサービスですね。

でもこの「ドリンクバー」、英語でそのまま言っても…ほとんど通じません!


❌「Drink Bar」は和製英語

英語で “drink bar” と言うと、多くのネイティブは **「お酒を飲むバー」**を思い浮かべます。
つまり、「ビールやワインを提供する場所」のこと。

日本人にとっては「ソフトドリンクの飲み放題」という意味で使われていますが、これは和製英語で、英語圏では全く別の意味になります。


✅ 正しい英語表現は?

状況に応じて、以下のような表現を使うと安心です:

表現 意味 使える場面
All-you-can-drink (soft drinks) ソフトドリンク飲み放題 レストランの説明やPOPにおすすめ
Unlimited soft drinks 無制限で飲めるソフトドリンク メニュー表などでよく使われる
Free refills おかわり自由 アメリカのファストフードで定番の表現
Self-serve beverage station セルフ式ドリンクコーナー 丁寧に言いたいときに便利。ホテルなどでも◎

📘 実際の例文

  • “You can enjoy unlimited soft drinks with this meal.”
     → このセットでソフトドリンクが飲み放題です。

  • “Drinks are available at the self-serve beverage station.”
     → ドリンクはセルフのコーナーでご利用いただけます。

  • “We offer free refills on all soft drinks.”
     → ソフトドリンクはすべておかわり自由です。


🔍 まとめ:カタカナ英語にご注意を!

「ドリンクバー」は日本では完全に通じる言葉ですが、英語にすると誤解のもと。
特に外国人のお客様に案内する場面では、“all-you-can-drink” や “self-serve beverage station” などの自然な表現を使うようにしましょう。

英語を学ぶ上で、こうした身近な和製英語のズレに気づくことはとても大切です。
ぜひ今回の「ドリンクバー問題」をきっかけに、他のカタカナ語にも目を向けてみてください!